アナハイムのレビューと評価
- 2019/5/21
- 独自ドメイン料金表
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アナハイムの最大のメリットは、なんといっても価格にあります。
初期費用については無料になります。
企業・法人向けのレンタルサーバーとしては目を見張る安さです。
実際には他社でもっと安いものもありますが、そうしたプランはメールが使えなかったり、メールアドレスが10個しか作れなかったりと、著しい機能制限がかかっている場合が大半です。これに対してアナハイムでは、メールをはじめ基本機能はビジネスサーバーとしてきっちり仕上がっており、なおかつディスクについては300GBもの大容量が提供されます。
とはいえ、ただ安いというだけでは、サービスの継続や品質について不安が出るかもしれません。またサーバー関連事業の実績も15年以上という大手かつ老舗です。ビジネスの場で利用するには、知名度も含めて申し分のない企業です。
独自SSLも低価格で導入できる
近年はウェブサイト運営において、問い合わせフォーム等から送られる情報を暗号化する独自SSLの利用が増えてきました。しかし取得には高額の費用が必要となることも多く、SSLの費用だけでレンタルサーバー本体の何倍もの経費になることも少なくありません。
最近は個人でも導入できるレベルのSSLについては低価格化や無料化が進んでいるものの、企業・組織の信頼性証明もできるレベルのSSL(企業認証)については、年額5~10万円以上することも少なくありません。
ただ幸いなことに、アナハイムではレンタルサーバー(共用サーバー)のなかではめずらしく、他社で取得したSSLサーバ証明書の持ち込みに対応しています。独自SSLは代理店等を利用して買うことで定価の最大60~70%OFFという大幅割引で購入できます。その持ち込みに対応しているアナハイムは、SSLの費用を含めたトータルコストでも非常に優れています。
回線速度に自信あり
回線速度というのはレンタルサーバー選びの際に見落としがちなのですが、アクセスが急増した際でもウェブサイトが表示ができるかに影響するなど、とても大切な要素です。
ただ多くのサービスでは、データセンター(サーバー置場)自体が繋がっているバックボーン回線の数値ばかりを強調しています。しかしいくら全体のバックボーンが太くても、一台一台のサーバーが直接繋がっている回線が細ければ意味がありません。
そして一般的な共用レンタルサーバーにおいては、サーバー自体が繋がるのは100Mbps共用回線となっています。しかしなんとアナハイムにおいては、1Gbps共用回線が使われています。単純な数値で見ても約10倍の余裕があり、回線に関しては本当に定評があります。
たとえばインターネット回線速度測定サイトなど、大容量データを多くのユーザーに配信して速度を測定するようなサイトでも、アナハイムを採用しているケースがよく見られるほどです。
大容量をビジネスに生かせる
低価格にもかかわらず、300GBもの大容量が使えるのも特長です。とはいえウェブサイト運営だけでは10GBも使わないことも多いですが、あなあヒムでは、この大容量をビジネスに生かすための機能もちゃんと揃っています。
充実したIMAP関連機能
まずIMAP関連の機能がとても充実していることが挙げられます。IMAPとは常にサーバー上にメールが残るようにしておく運用方法です。外出先の携帯・スマホからでもいつでもメールチェックができるなど、仕事ではとくに重宝します。
ただしサーバー上にメールを溜めることになる性質上、メールボックスのサイズを大きく設定できないと実用に向きません。また従業員ごとにメールアドレスを割り当てる場合、従業員数が多いとディスク容量の消費も激しくなってしまいます。
その点、アナハイムはメールボックスのサイズに制限がありません。また容量は300GBと十分にあり、なおかつ容量のWEB領域とメール領域の割り当ても可変です。さらに迷惑メールフィルタもシマンテック製の高水準のものを採用しており、IMAP利用に向いた環境が整っています。
(参考:IMAPでのメール運用におすすめのレンタルサーバー)
WebDAVでのファイル共有に対応
またWebDAVに対応しているのもポイントです。WebDAVは、FTPなどのソフトを必要とせず、パソコンの共有フォルダ感覚でサーバー上にファイルを置ける機能です。
WebDAVは個人向けレンタルサーバーでは対応しているところもわりとありますが、法人向けサービスでも使えるのは貴重です。アナハイムは300GB大容量にくわえ、回線も1Gbps共用と高速なため、ファイルサイズが大きめのデータをやりとりするのにも向いています。
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